構造材料実験室は主に構造・材料系の研究および演習形式の授業を行う際に使用します。大型の加振機や万能試験機などを多く揃えることで、実大実験も含め実用性の高い力学試験などが可能です。また材料系の研究においても促進劣化を再現するための装置や、動的な荷重を再現可能な試験機などを豊富に揃えることで、様々なアプローチから建築材料の研究を行うことが可能となっています。
コンピュータ計測制御 全自動万能試験機
使用用途 | 建築材料の引張・圧縮・曲げ試験を行うコンピューター自動制御型装置 |
型式 | MR-3A-100B-F2 |
方式 | 油圧式CIA電気サーボ機構による平ループサーボ制御 |
性能・寸法 | 最大容量 1000(kN) ラムストローク 250(mm) ラム速度 0~80(mm/min) 有効柱間隔 470(mm) 装置寸法 1730×700×800(mm) |
小型衝撃試験機
使用用途 | 自由落下による衝撃を制御することで建築部材に動的応力を発生させ、 力学特性を試験する装置 |
型式 | SD-10 |
方式 | 自由落下(電子制御、ブレーキ制御による安全制御) |
性能・寸法 | 供試体容量 14(kg) 最小作用時間 0.3(ms) 最大加速度 3500(G) 台寸法 305×635×1321(mm) 装置寸法 305×635×1321(mm) |
中性化促進試験装置
使用用途 | 炭酸ガス濃度の制御機能を有し、コンクリートなどの 中性化(炭酸化)挙動を試験する装置 |
型式 | SD-10MIT-639-1-21-01 |
方式 | 温湿度左右対流型 JIS A 1153準拠 |
性能・寸法 | 温度制御範囲 +20~+80(℃) 湿度制御範囲 30~90(%RH) CO2濃度制御範囲 0~20(%) 槽内寸法 700×900×1220(mm) 装置寸法 1700×1010×1700(mm) |
強制練りミキサー 100L
使用用途 | コンクリートの練混ぜを行う装置 |
型式 | KC-215-C |
方式 | 撹拌型縦型翼回転方式 JIS A 1138準拠 |
性能・寸法 | 最大容量 100(L) 羽枚数 3(枚) 回転速度 33(rpm) |
供試体端面研磨機
使用用途 | 供試体端面を研磨し、JISに準じた圧縮試験体に仕上げる装置 |
型式 | MIC-196-1-30 |
方式 | ダイヤモンド砥石による注水研磨方式 JIS A 1132準拠 |
性能・寸法 | 同時研磨本数 3(本) 研磨速度 約1(mm/min) 研磨仕上げ面 ±0.05以内(mm) 装置寸法 1250×850×600(mm) |
圧縮試験機
使用用途 | 建築材料の圧縮・曲げ試験を行う油圧式装置 |
型式 | CM100-TK10 |
方式 | 油圧式 |
性能・寸法 | 最大容量 1000(kN) ラムストローク 150(mm) ラム速度 0~24(mm/min) 有効柱間隔 380(mm) 装置寸法 2200×1200×1730(mm) |
塩水噴霧試験装置
使用用途 | 建築部材等に対して塩水を噴霧させることで劣化を促進させ、 耐久性などについて評価する装置 |
型式 | MIT-653-3-30 |
方式 | エジェクター飛沫噴霧方式 |
性能・寸法 | 温度制御範囲 +20~+80(℃) 塩分濃度測定範囲 0.00~4.00(%) 槽内寸法 800×540×1050(mm) 装置寸法 1610×700×1760(mm) |
大型圧縮試験機
使用用途 | 高い試験機剛性から高強度の建築材料に対して 圧縮・曲げ試験を行うコンピューター自動制御型装置 |
型式 | CMEⅢ-500 |
方式 | 電気油圧サーボ式 |
性能・寸法 | 最大容量 5000(kN) ラムストローク 150(mm) ラム速度 0.5~30(mm/min) 有効柱間隔 470(mm) 装置寸法 1730×700×800(mm) |
建研式加力装置
使用用途 | RCや鉄骨部材に対して アクチュエータの変位や荷重を事前プログラムして行う コンピューター自動制御型装置 |
型式 | BRI-100 |
方式 | 電気油圧サーボ式 |
性能・寸法 | 最大水平力 1000(kN) 最大鉛直力 2000(kN) アクチュエーターストローク(水平変位) ±300(mm) 試験体目安寸法 高さ2.0m×幅1.5m |